タイミング、有難い言葉
昔、ひいきにしてくれていたお客さんが2.3年ぶりに来てくれたんだけど、体調を崩したらしくほんとに痩せて歩くこともできなくてよく生きてるなって状態になっていた。
うちの父があんまり長くもたないって話しになってその人がいってくれたのが
「よくもわるくも先生だって全てをわかっている訳じゃない、たとえ半年っていわれても諦めないで頑張ったほうがいいよ。」
その人はもう家族や親戚を集めて自分が死んだあとのことをきめたりしたが最初に先生に言われた予定よりもだいぶ長く頑張っているらしく先生がいったことが絶対じゃないってことをいってくれた。
ましてうちの父の病気は心臓だから正確にいつまでとはいいきれないらしい。
先生に長くないっていわれて父も母も自分も諦めムードで悲しい気持ちになるばかりだけどすこしでも長く生きるために頑張るという気持ちにかわれたのはとてもありがたい。
このタイミングでそんなことをいってくれたお客様にはほんとに感謝しないとなぁ。
男性、女性
しかしやっぱり男性より女性のが全体的にコミュニケーション能力がたかいよね。
理容の仕事をしてて髪の仕上がりじたいは決して負けてないだろうと思っても結局、全体的な雰囲気やらおしゃべりやらで女にかなわないなと思う今日この頃です。
病気の父のいまの担当は女性なんだけどやっぱり雰囲気がやわらかい。いつもきりっとしてるんだけど男性にはだせないやわらかさがあるような気がします。
男はちから仕事だったら絶対負けないけどその分、サービス業ではたらく男性て大変だよね。
まぁ自分はちから仕事ができる体力もないから仕方ないけど。
はぁ
命というものがあまくないということを忘れてた。
しばらく安定してたから勝手にまだ5.6年大丈夫だろうって思ってた。
動けなくなったらこっちの部屋にきてもらってこういう感じに生活してもらって面倒みて親孝行できるだろうって本当に勝手に思い込んでた。
自分勝手に時間をのばしてのばしてまだ大丈夫って。
けど命ってそんな甘いものじゃないね。
10日くらいの軽い入院だと思ってたのに検査したらもうながくない、家に帰ってくることもできないかもしれないって。
仕方ないし余命をしれるということは幸せなことかもしれないけどそれでも命っていうのは甘くないね。
家が広く感じて仕方ないよ。
埼玉は快晴が多いらしい
今日は埼玉のほうで仕事をしてたんだけど『翔んで埼玉』でしられるように埼玉は基本なにもない。
ただ快晴が多いらしいが塙の埼玉の歌でもうたわれてるようにとくにいくところもないのでどちらかというとネタにされちゃうほうが多く感じる。
そもそも快晴が多いいわれてもこの辺しかしらない自分は当たり前すぎて全然ピンとこない。
ところが本日いらしたお歳をめしたお客様は、『こっちは晴れが多くて本当に最高だ‼︎』
『故郷に帰りたいなんてちっとも思わない‼︎』
なにやら埼玉サイコー‼︎みたいなノリなのだ
どうやらその方の生まれは日本海側らしく雪はドカドカふるし天気のよくない日も多いとのことこっちにきて15年だけどほんとに埼玉はサイコー‼︎みたいな感じだった。
自分が当たり前になにも感じてないことが違う環境の人からみたら素晴らしく感じることもあるのだと当たり前のことながら実感として久々に気付かされたなぁ。
そしてなぜかすこし得した気分になれた。
なにも感じてない当たり前の幸せに気付くとなにも変わってないのにすこし得した気分になれるよっていう話し。
う〜ん
う〜ん
自分は自分の人生になにを求めてたんだろう
お金とか権力とか地位とかもちろんほしいのは当たり前だしお金なんてのはなきゃ生きていけないから頑張って仕事はするしかないんだけど。
けどよく考えると頑張って出世していい車のって結婚して子供育てて……etc
みたいなテンプレ的幸せはもちろん幸せではあるんだけどバブル期ではあるまいしパイの量からしてみんながみんなそうはなれないし、だいたいそれが幸せなことだしそうならなきゃみたいにすり込まれすぎてたんじゃないかなって思う今日この頃。
軽度だけど社会不安障害(対人恐怖症)をかかえながら無理して接客業をすることになった自分の人生はやっぱりそうしたテンプレ的な幸せに縛られすぎてたのかな。
んで結局、無理してなんもうまくいかないっていう……この先も金にならない嫌な仕事を続けながらつまらない毎日を過ごしていくのか……
いや、だからネガティヴに考えちゃいけないんだ
今日もポジティブ、ポジティブ、ポジティブシンキング‼︎
……学生の頃から立場が弱くてびくびくしながら過ごしてた自分が一番求めてたのはおそらく恐怖を感じないで安心して過ごせる毎日なのかもな〜
ブランド ストーリー 味
最近、『中田敦彦、オールナイトニッポン』をきいているとよくブランドとは?みたいな話をしててブランドにはストーリーも大事みたいな話をちょこちょこしてるんだよね。
突然、話しとぶけど自分の親が会津出身でよく喜多方ラーメンがうめーみたいな話をしてるんだけど自分はあんまり思わなかった時期があったの。
自分は東京のはずれの生まれだからその頃の東京のラーメンて背脂チャッチャしたこてっとしたラーメンが多くて自分はそれににんにく入れたりすんのがすごい大好きで喜多方ラーメンは嫌いじゃないけど物足りなくてもっと背脂いれて味こくしろよ〜って勝手に思ってた。
だけどいつだったかNHKの番組で会津にラーメンが広がっていった理由として昔、夜行列車とかで朝に帰ってきた子供とかにあったかいものを食べさせてあげたいって親心が喜多方ラーメンや朝ラーという文化を広めたんじゃないかみたいな内容の番組みてから
「なるほど、朝に食べるなら喜多方ラーメンの味はあれが一番で変えちゃダメなんだ」
って納得して食べたらすごくむちゃくちゃうまく感じたんだよね(汗)
なにもしらず勝手なこと思ってた自分のバカさとそれだけで美味しく感じる自分の単純さには呆れちゃうけどやっぱり物事の成り立ち、ストーリーを知るって大事なことなんだなって思った話し。
節分の写真
毎度ながらFBをみると家族で恵方巻きやら豆まきやら楽しそうな写真が遠慮なく上がっているよ。
嫉妬や妬みといった強い感情はないけどやっぱり少しいいなってくらいは思ってしまうわけで。
もしAIなんかが進化したら勝手にマスターが見たいものだけ並べてくれるようになるかな?
まぁ、それはそれでなんか弊害がでそうですが。
てかなんか同級生がお寺の上のステージから豆まいてる写真とかあるし……
あんたいつからそんな立派になったんだい(汗)
こいうのみると一人前にすらなれない自分がすごく惨めに思えてしまうではないか……。
……ってだめ、だめ、ネガティブに考えちゃだめなんだよ‼︎
自分だってそのうち豆くらいまけるさ〜‼︎
ポジティブ‼︎ポジティブ‼︎
さぁ今日もまだまだ前向きに頑張るぞ‼︎‼︎‼︎